10/17、デュオ・リサイタル終演

出演後記
(出演者とお客様の間には感染防止対策用の紗幕が設置されています)

10/17、シェア奥沢でのデュオ・リサイタルが終演しました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

今回は久々の夫婦共演でした。
ピアノはシェア奥沢所有の1917年製ニューヨーク・スタインウェイを使用させていただきましたが、非常に味わい深い音色と共に演奏ができたことに感謝しています。

プログラム前半は私がイタリア古典歌曲集から2曲、ドイツ歌曲から2曲、それからラヴェルの歌曲集「ドゥルシネーア姫に思いを寄せるドン・キホーテ」を、そして後半は日本歌曲をメインに歌い、紀子はドビュッシーの「トッカータ」と、「浜辺の歌変奏曲」を弾きました。
バラエティ豊かなプログラムでしたが楽しんでいただけたようで嬉しかったです。

日本歌曲の最後に歌った「サッちゃんの家」は今は亡き師匠が生前よく歌われていた曲です。
この曲は内容が非常に楽しくて面白いのですが、演奏するのはなかなか難しい曲です。先生を偲びながら歌わせていただきました。

アンコールでは宮本益光さん作詩&作曲の「パパとママのうた」「抱きしめる」を歌わせていただきました。
実は昨日の本番、娘が初めてパパとママが一緒に演奏する舞台を聴きに来てくれたのです。
それで何か、心に残るような、あたたかい気持ちになってくれるような曲を探していたら宮本さんの曲に辿り着きました。
2曲とも親が子を思う気持ち、愛情を感じる素晴らしい曲なのですが終演後、沢山のお客様から好評をいただけて大変嬉しく幸せでした。

思い出に残るデュオ・リサイタルになりました。
また頑張って前に進みます。
ありがとうございました。

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